高橋ペットクリニック ブログ

高橋ペットクリニックからのお知らせです。臨時休診や飼い主様への情報を提供します。


Case1:胆嚢粘液嚢腫による胆嚢破裂

高橋ペットクリニック外科ケースより

胆嚢粘液嚢腫による胆嚢破裂

ヨーキー 9歳齢

昨日から吐いてぐったりしているとのこと。

腹部超音波検査において胆嚢粘液嚢腫を確認しました。
4026_23.jpg

しかも胆嚢壁の連続性消失(矢印)とこれに加えて胆嚢周囲の脂肪の高エコー所見が見られたことから胆嚢破裂が強く疑われました。
また血液検査において、肝酵素、総ビリルビン濃度そして犬C反応性蛋白の上昇が見られたため、胆嚢粘液嚢腫による胆嚢破裂および肝外胆管閉塞と診断し、緊急手術を実施しました。

↓クリックする写真が大きくなりますが、血がだめな方はクリックしないでください!!
09572_2.jpg


超音波検査所見通り胆嚢が破裂していました(矢印)

↓クリックする写真が大きくなりますが、血がだめな方はクリックしないでください!!
09574_2.jpg


胆嚢を肝臓から剥離していきます。
剥離後胆嚢を切除し、総胆管を洗浄して終了です。

09582_2_201605171804536a4.jpg

切除した胆嚢の割面です。ピータンの様な様相です。
内容物は流動性がなく、これらの粘液が総胆管に詰まりまた胆嚢壁を虚血壊死させたのであります!!

この胆嚢粘液嚢腫は詳細な病態はわかっておりません。
診断には腹部超音波検査が有用です。

ランキングに参加してみました。よろしかったらボチィとお願いします!!


QRコード
あるいは
こちらからhttp://vet489.jp/takapet/mobile/index.php

<< case2:リボンを食べた猫 2頭(前編)  TopPage  福岡県獣医師会 小動物部会 通常総会と獣医事講習会に参加 >>

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

トラックバック

トラックバックURL
http://takahashipetclinic.blog62.fc2.com/tb.php/964-d822c694




Copyright ©高橋ペットクリニック ブログ. Powered by FC2 Blog. Template by eriraha.

FC2Ad