高橋ペットクリニック ブログ

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肝外性門脈体循環シャント

高橋ペットクリニック 外科ケースより

肝外性門脈体循環シャント

肝臓への栄養血管である門脈の先天的な奇形の病気。

シーズー、4歳齢
血尿を主訴に来院。
膀胱結石があり、尿検査において尿酸アンモニウム結晶が見られた。
追加のアンモニアおよび胆汁酸の検査結果より、門脈体循環シャントが疑われました。

また福岡中央動物病院でCT検査を実施していただきました。

IM-0001-0038.jpg

検査によって門脈から奇静脈(矢印)に短絡していることがわかりました。

根治目的で開腹手術を実施。

まずは開腹下でも門脈造影
結紮前2


なんとCTで見られたはずの短絡血管が見られません・・・・
そこで右下撮影から左下撮影に変更。

すると
結紮前
しっかりCT検査で見られた短絡血管が見られました。

↓クリックすると写真が大きくなりますが、血がだめな方はクリックしないでください!!
DSC01889.jpg
短絡血管を確保。

結紮前門脈圧2mmHg→9mmHgだったので完全結紮。

結紮後再度左下で門脈造影。
結紮後

短絡血管は造影されなくなりました。

門脈体循環シャントは様々な臨床症状を呈します。今回は血尿でしたが、神経症状、消化器症状などがよく見られます。

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