高橋ペットクリニック ブログ

高橋ペットクリニックからのお知らせです。臨時休診や飼い主様への情報を提供します。


猫の食道狭窄 治療編パート2

前回、前々回の続きです。

高橋ペットクリニック 内視鏡ケースより
猫の食道狭窄

食道バルーン拡張術実施1週間後。

缶詰食なら吐出はなくなったとのこと。

X線造影検査では、
2回目前レントゲン
液体ではスムーズに流れるようになっていました。前回のように狭窄部位あるいは狭窄前の拡張は見られません。

内視鏡で見てみると、
2回目バルーン前
前回ほどではありませんが、やはり狭くなっています。
しかし想定内です。

また前回同様バルーン拡張を実施。
バルーン2回目後
またしても広げます。

またこれから1週間後
3回目前
ここまでくれば大丈夫でしょう!!このあともう一回だけバルーン広げました。

ちなみにこの処置は危険を伴います。
食道破裂を起こしてしまうと亡くなってしまいます。細心の注意を払わなければなりません!!

これで一応 猫の食道狭窄編の最終回です。

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コメント

猫の食道狭窄

はじめまして、我が家の子も食道狭窄で苦しんでいます。
1週間おきに4回拡張バルーンカテーテルで処置致しました。
4回目は12月6日・・・昨日行なったばかりです。

このままずっと、何回も処置しなければならないのでしょうか?
こちらの猫ちゃんは3回ぐらいで改善されたのですか?

やはり獣医さんの手腕にかかっているのでしょうか?
経済的にも苦しいですが、このまま1週間おきに何十回も処置するのかと思うと不安でたまりません。

全快しなくてもウェットフードが食べられれば・・・と思っています。
一般的に猫の食道狭窄の予後は悪いのでしょうか?

2010.12.07   青い夢   編集

青い夢さん

猫の食道狭窄症と闘っているということで、つらいです。

この病気はやはり数回のバルーン拡張の処置が必要です。自分では最大5回まで実施した経験がありますが、10回ほど実施しなくてはならなかった話も聞いています。

このブログの猫ちゃんは、運良く2回目が終わった頃には、だいたいの食事は食べれるようになっていました。

手技では、無理すると食道破裂を起こすことがあるので、無理は禁物です。

予後は食事の制限はでることはありますが、なんとかなるケースの方が多いと思っています。

頑張ってください!!

2010.12.07   高橋雅弘   編集

高橋先生

迅速で、しかも心温まるコメントをいただき、感謝でいっぱいです。
我が家の子はまだ1歳半です。

処置すると5日ほどはウェットフードをスプーンで潰した程度で食べられますが、1週間もするとだんだん嚥下困難になります。
そうなると、ドライフードをふやかしたものとウェットフードとお湯をミキサーにかけて水様情にして与えています。

先生のお言葉に、救われる思いです。
こちらは静岡県ですが、すぐにでも伺いたい気持ちになりました。

何回も麻酔をかけて戻ってくる子を見るのは本当に辛いですが、出来ることを精一杯してあげたいと思います。

本当にありがとうございます。
先生のような獣医さんが増えますよう、心から願います。

2010.12.07   青い夢   編集

青い夢さん

恐縮します。

持論ではありますが、処置後、食事は少量頻回でフードはあえてドライあるいはウエットどちらでも好みに合わせてあげてもらっています。
食道を休ませるという意見と私のように食道を使わせた方がよいという意見、結論はでていません。。

2010.12.07   高橋雅弘   編集

4ヶ月猫巨大食道狭窄

岐阜大学で、外科的手術しか助からないと
いわれましたが 手術前日に、まったく胃の中に入らなかったものが 通る様になり
一旦手術は 中止してもらい様子を見る事にしました。
しかし、また食べる事が出来なくなり
このままでは 1週間と言われました。

何か他に方法が無いか探していたら 
このブログを見つけました。

うちの子も、助かる見込みは有りますか?

2013.07.08   ブラット   編集

ブラットさん

コメントいただきましたが、動物を見ていない状態ではいい加減なことは言えません(かなりシビアな状況に感じますし・・・)。猫ちゃん、飼い主さんに逆に不適切な情報となってしまい混乱を招く恐れもあります。大変申しわけございませんが、今回の質問には答えることができません。

2013.07.09   高橋雅弘   編集

お返事頂いていたのに、お礼もないまま失礼しました。
メールを送った日に、地元岐阜でバルーンが出来る病院を見つけ今日まで治療を続けてきましたが、バルーンだけでは治療が出来ず、ステントを取り寄せて24日に手術をしましたが、食道の狭窄部が完全に閉じてしまい穴が見つけられない状態と言われステントが出来ませんでした。
当初、大学病院で血管輪の異常だと診断されましたが内視鏡を入れた結果血管輪の異常ではありませんでした。
現在の病院の先生には、これ以上の治療はできないと言われ、外科的治療で狭窄部を切除しつなぎ合わせるという手術を提案されましたが、大変リスクの高い手術のため家族と話し合った結果、まだ他に出来ることはないかと思いメールをしました。
今は当然口からの食事はできないので3ヶ月前から胃チューブで栄養をとっています。
推定10ヶ月体重1.95kg
もしも、可能性が有るのであればそちらの病院で診察を受けたいと思っています。

2013.12.25   ブラット   編集

ブラットさん

完全閉塞ですか?現在治療中の猫がホントにピンホールでほとんど穴がなくなっている子に遭遇しました。しかし完全に閉鎖してしまった症例は経験ありません。液体も全くながれないのでしょうか?なんとも治してあげたいと思いますが、経験がありません。内視鏡下で膜を破ければ良いのでしょうが?うまく行くかはわかりません。

2013.12.27   高橋雅弘   編集


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