胃拡張捻転症候群（GDV）

高橋ペットクリニック　外科ケースより

このブログでも紹介したことある緊急疾患
胃拡張捻転症候群(GDV）

金曜日最後の患者さんでの出来事・・・・
吐き気と何となくいつもと違うとのことで来院。
食事は食べたとのこと。

レントゲン検査では、

胃ガスに異常が・・・
食事は食べてるし・・・・吐き気は一回だけだし・・・・
まさか捻転？？？


胃捻転は時間が経過すると致死的な疾患です。
早めの対処が望まれます。

緊急手術
↓血がだめな方はクリックしないでください。

開腹すると胃はガスでぱんぱんにふくらんでいます。
ガスを抜いて胃を観察。
↓血がだめな方はクリックしないでください。

胃が捻転しています。
胃の捻転を整復し、胃壁と腹壁を固定します。
↓血がだめな方はクリックしないでください。


今回は飼い主さんのなんかいつもと違うという早めに異変に気づいたことがすばらしかったのでしょう！！

この子は他に膀胱結石、脾臓腫瘤があったため同時に実施しました。
麻酔覚醒、後片付け、全て終わったのは金曜日が終わる直前でした。

当院の獣医師スタッフお疲れ様でした！！
獣医ドリトルもテレビで頑張っています！！

↓ランキングに参加してみました。よろしかったらボチィとお願いします！！