高橋ペットクリニック ブログ

高橋ペットクリニックからのお知らせです。臨時休診や飼い主様への情報を提供します。


猫の尿道閉塞 会陰尿道路造ろう術バージョン

高橋ペットクリニック 外科ケースより

雄猫は尿道閉塞を引き起こすことがあります。
特にこの時期は増えます

症状はトイレにいってかがんでいるけど、尿がでない。
時間が経過すると嘔吐なども出てきます。

治療には内科療法で尿道閉塞をカテーテルを用いて解除してあげる方法や、何回も繰り返す雄猫には、手術が必要となります。

おしりの下に尿道を開口してあげることによって、尿道閉塞をおこらないようにします。
IMG_2492.jpg

会陰尿道路造ろう術の1週間後の模様! 抜糸がすんだばかりなのでまだおしりが痛々しいですが・・・
尿道の開口はばっちりで、尿は滝のようにでます!!

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コメント

会陰尿道路造ろう術の質問

はじめまして、実家の黒猫がおしっこが出なくて何回も管を入れて、入院をしています。雄猫8歳体重8.7kg。2年前には管を入れてもおしっこが出なかったので、手術しました。そのとき膀胱に憩室があったので、それで膀胱炎を繰り返した可能性があるといわれました。しかし1年後やはりまたおしっこが出なくなり、別の病院に入院。その1年半後また出なくなり入院しました。そのときに先生から体重を落とすのは無理そうだから、次回詰まったらこの手術をしたほうが良いといわれました。10万円ほどだそうです。不安なのは術後、傷口の状態はどうなるのか?上の写真は参考になりましたがその後傷口から感染しないのか?どのようなリスクがあるかを知りたいのですが。よろしくお願いします。

2010.09.10   ロン   編集

ロンさん

質問の件です。合併症としては尿道開口部の狭窄があります。この心配は手術して2週間いないですので、術後管理を怠らないように心がけています。もちろん手術時の手技はもっとも大事です。

あとの生活では、尿道結石を再発するケースはほぼないです。でも膀胱炎や膀胱結石は経験あります。

再発を繰り返すケースはこの外科的処置をやることで猫は楽になります。

2010.09.10   高橋雅弘   編集

早速のご返答ありがとうありがとうございます。雄猫の最も辛いのは尿道に管を入れることですよね。(前の病院は麻酔をしないで3人がかりで押さえつけ、ぎゃーぎゃー泣き喚く猫に管を入れました。今の病院は麻酔をかけているので痛みは無いと思いますが)何回も入れていると尿道が傷んでくるとも聞きました。膀胱炎や膀胱結石が再発しても、この手術をすることで負担が少なくなるのであればこの方法しかないですね。まだ先だとは思いますが、心の準備をしておきたかったのでとても助かりました。またこのような珍しい術後写真を載せていただきとても参考になり本当にありがとうございました。

2010.09.13   ロン   編集

ロンさん
写真参考にしていただいて掲載した甲斐がありました。
この写真は抜糸後すぐなので痛々しいです。
今度もっと時間のたった写真も掲載します。
もっと自然ですよ。

2010.09.13   高橋雅弘   編集


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