子猫の胃内異物 X線検査編

高橋ペットクリニック　内視鏡ケースより

避妊手術術前検査で胃内異物がみつかったため、内視鏡検査を目的にリファーラル。
嘔吐は見られませんでしたが、食欲不振であるとのことでした。

腹部X線検査において、胃内にX線不透過性の紐のような異物が確認されました（黄色矢印）

腹背像


側面像


ひも状異物は非常に危険な異物です。時に腸管を穿孔させてしまいます。

胃内にとどまっている場合は内視鏡下で除去することが可能です。

内視鏡下異物除去編は次回に紹介します。

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