高橋ペットクリニック ブログ

高橋ペットクリニックからのお知らせです。臨時休診や飼い主様への情報を提供します。


先天性門脈体循環シャント(PSS)

高橋ペットクリニック外科ケースより

先天性門脈体循環シャントという病気

生まれつき肝臓への流れ込む血管異常によって神経症状などを引き起こす病気です。

5ヵ月齢 マルチーズ 1.2kg
神経症状と食欲不振を呈して来院。

血液検査においてアンモニアの上昇、さらに胆汁酸(外注検査)の高値によってこの病気を疑います。

最終的には門脈造影検査あるいはCT検査によって確定診断できます。

今回はCT検査を受けてもらいました。
(注)CT検査は当院では実施出来ません。今回は福岡中央動物病院で撮影していただいています!!

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門脈から異常な血管(シャント血管)が確認されました。

あとは手術でこの血管を結紮することになります。
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門脈造影検査でもCT検査と全く同じようにシャント血管が確認できます。

↓クリックすると写真が大きくなりますが、血がだめな方はクリックしないでください!!
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結紮時の門脈血圧と腸の色が問題なければ、結紮します。場合によっては2回に結紮を分けなければならないこともあります。今回は、結紮前後の門脈圧はさほど変化がなく、完全結紮できました!!

結紮後の門脈造影検査では、異常血管は確認されなくなりまた肝内の門脈血管が描出されています。
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1ヵ月後の検診で、状態は良いようです!!

CT検査によって手術前に血管の位置を把握できることは手術する側としてはとても有用だと感じます!!

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