高橋ペットクリニック 鼻腔内視鏡ケースより
長崎県動物病院よりリファーラル
治療に反応しない鼻出血
鼻の中に内視鏡を入れてみると・・・・

鼻の中の細かな構造(鼻甲介)は破壊され、空洞になっておりそこにカビ(真菌プラーク)が見られます。
(緑矢印)

生検鉗子を用いて、カビを採取しているところ。
診断は、
アスペルギルスによる真菌性鼻炎です。
真菌性鼻炎は本来感染しにくいと言われているカビ(真菌)に感染しているため、何らかの免疫低下が起こっていると言われています。
珍しいと言われています。獣医さんでもこの所見は見たことない人が多いと思います。
治療はかなり大変です。