猫の気管虚脱 術後経過

高橋ペットクリニック　外科ケースより

猫の気管虚脱

内科的コントロールができなくなった猫の頚部気管虚脱。
ホントに苦しそうだった。
ご飯もたべれず、体重も減少。よく眠れていないようだった。

黄色矢印が示すように気管はつぶれていました。

昨年、アトム動物病院の米澤先生に教えてもらったPLLPを使用した気管虚脱の手術。

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術後2ヵ月がたって久しぶりに来院されました。
レントゲン検査では、気管の太さは正常に保たれていました。


呼吸状態は良好、活発で食欲旺盛。体重が２kgだったのが、なんと3.8kgまで増えていました。
今後は、ダイエットしなければとの悩みが新たに出てしまったようです。
うれしい悩みです。

この病気が手術でよくなると思ってなかった自分。
しかし治ると教えてくれた米澤先生。

とにかく何とかしてあげたかった・・・
初めての手術で、自信もなくいちかばちかの状況で、手術を承諾した飼い主さんの勇気。
ご飯を食べていない状況で、長時間の手術に耐えた患者ミルクちゃん。
PLLPを作成してくれたBV動物病院　大谷先生。
手術を手伝ってくれた多くの先生方。
多くの人たちに感謝！！感謝！！