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高橋ペットクリニック ブログ

高橋ペットクリニックからのお知らせです。臨時休診や飼い主様への情報を提供します。


M.ダックスの直腸炎症性ポリープ

高橋ペットクリニック 内視鏡ケースより

M.ダックスの血便およびしぶり。

近医よりリファーラル

内視鏡検査を実施。
バイプシーのコピー

大きな腫瘤が出来ている。ちなみに手前に見える金属製のものは生検鉗子(組織をとってくる鉗子)
その奥は・・・

5のコピー

炎症があります。

M.ダックスにこの病気は見られます。他の犬種もあると思いますが自分はダックスしかみたことありません。
結構たちが悪いです。

対処は内科療法あるいは外科療法ですが、今回は結構大きな腫瘤を形成しているので外科的に実施しました。

直腸粘膜引き抜き術です。
IMG_1965.jpg

この手術で下痢が続くこともあるのでこの方法が一番とは言えないのでしょうが、今回はうまくいってくれたようです!!

M.ダックスで慢性的な血便がある場合は、早めに動物病院へご相談を!!


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