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高橋ペットクリニック ブログ

高橋ペットクリニックからのお知らせです。臨時休診や飼い主様への情報を提供します。


日本小動物獣医学会に参加してきました。

7月19・20日は日本小動物獣医学会に参加してきました。
午前9時にはじまりナイトセミナーは夜9時までと長時間の内容でちょっと疲れましたが、有意義な時間を過ごしました。終わった後は大学時代の恩師・先輩・後輩たちと久しぶりに飲み会でした。こちらも長丁場・・・午前2時までは覚えていますが・・・

今回は胃内異物症例において内視鏡下異物除去を実施した70例
ー内視鏡下胃内異物除去の限界についての検討ー

を発表しました。
スライド1
内容を少し紹介します。

最も多かった犬種はミニチュアダックス(10例)でした。ダックスは飼われている頭数が多いのも一つの理由ですが、ダックスの性格上異物を飲み込んでしまう部分も持ってると思われます。次はラブラドールで8例、チワワ7例、プードル6例、シーズー5例、ゴールデンレトリバー4例、ヨークシャテリア3例、猫3例、マルチーズ3例となっていました。
上位の犬種を飼われている場合は注意が必要です!!

異物で最も多かったのは犬用の玩具10例です。他には種(梅や桃)、石、針(まち針、裁縫針など)串、タオル、アクセサリーが続いていました。
犬用の玩具とは?
IMG_6581.jpg
よく売ってるやつです。一部あるいは丸呑みする犬もいます!!

現時点で取れない物は球形でつかむところのない4.0cm以上のものでした。
もちろんこのようなものを食べてしまうと手術が必要になります。

とにかく食べない様にするのが飼い主の責任です!!


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