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高橋ペットクリニック ブログ

高橋ペットクリニックからのお知らせです。臨時休診や飼い主様への情報を提供します。


猫ちゃんの脳腫瘍摘出手術に麻酔医として藁戸先生が参加!

こんにちは💁 高橋ペットクリニックです。



IMG_6688.jpg


先日、福岡市西区にありますルカどうぶつ二次診療クリニックさんで行われた
猫ちゃんの脳腫瘍摘出手術に、藁戸先生が麻酔医として参加してきました!


IMG_6698.jpg


普段から、MRI検査が必要な患者様はこちらのクリニックの
神経科、柴田先生にご紹介させて頂いており、大変お世話になっています!

今回は猫ちゃんの脳外科という珍しい手術ということもあり、
藁戸先生が麻酔に参加させて頂き、力を合わせて手術を実施してきました!!



手術は無事に終わりまして、退院できたとの事です!!



近年では医療の発達とともに、これまで諦めるしかなかった病気にも
手術が出来る時代になってきました。



手術に麻酔は不可欠ですが、当院の藁戸先生は麻酔という形で
高度な治療の手助けをできればと日々頑張っています!!!



麻酔で不安なことや、わからないことなどありましたら
お気軽にお問い合わせ下さい🐾



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2023年診療スタートしました!!

福岡県春日市の犬猫病院

高橋ペットクリニックよりお知らせです。

2023年の診療が1月5日よりスタートしました!!

今年も頑張りますので、よろしくお願いします!!

高橋ペットクリニック
スタッフ一同

年賀状2023TPCのコピー

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歯磨きガムによる食道閉塞

高橋ペットクリニック 内視鏡ケースより

歯磨きガムを丸呑みしたとのことで近医よりリファーラル。

X線検査において食道内に異物がみられ、食道拡張も確認されました(矢印)!!

胸部LR

緊急的に内視鏡下食道内異物除去を実施しました。



食道内の歯磨きガム

がっちり詰まってました!!

歯磨きガム除去

歯磨きガムやジャーキーを大きなままあげてしまうと、このような食道に詰まらせてしまうことがあります!!

詰まった場合は直ぐに処置しないと大きな問題を引き起こしてしまいます。
なるべく早く病院を受診しましょう!!

ご注意ください!!

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胃内容物が大量にある場合の内視鏡下胃内異物除去(焼き鳥の誤食)

福岡県 春日市の犬猫病院

高橋ペットクリニック 内視鏡ケースより

胃内容物が大量にある場合の内視鏡下胃内異物除去について

置いてあった焼き鳥を串ごと盗み食いしたとのことで、来院されました。

胃内に食事が大量にあるときは内視鏡下胃内異物除去は苦労します。
その場合は、吐かせる処置(催吐処置)を実施して、胃内容物をなくして内視鏡を実施するあるいは異物を吐いてくれればそれで目的は達成することになります。

しかし、竹串、針、爪楊枝のような尖った異物を吐かせるのは、胃や食道に刺さってしまう可能性があります。

従って、催吐処置を実施せずにそのまま内視鏡を実施することもあります。

胃内食塊
胃内に食塊が大量に入っていて、この状態で竹串をみつめることは難しいこともあります。
ましては折れて竹串がバラバラになっていると全てを回収することは難しくなります。



苦労しながら、できる限り竹串を除去しました!!
竹串誤飲jpg

胃内に食塊が入っていると内視鏡下胃内異物除去時に見つけられない可能性がある。
そのため、
1.催吐処置を実施する。→デメリット:尖ったものは危ない。
2.胃が空になるまで待つ。→デメリット:待ってる間に小腸に流れ、外科手術になる可能性がある。
3.そのまま実施し、胃内の食塊の中から探し出す(胃洗浄なども併用して)。→デメリット:見つからない可能性がある。
などが選択肢になります!!

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猫の鼻出血

福岡県 春日市 高橋ペットクリニック CT検査と鼻内視鏡検査より

猫の鼻出血 16才齢

高齢猫ちゃんの鼻出血は、悪性鼻腔内腫瘍を疑います!!

鼻道は骨に囲まれた空間なので超音波検査やX線検査での評価が難しいです。

鼻の検査を一番得意とするのはCT検査です。断層撮影が可能なので横断像が描出できす!
ただ鼻道の様子は確認できますが、確定診断するためにはCT検査で確認した病変に内視鏡検査で最終確認して、組織検査を実施します!!

CT検査所見↓
横断像1
眼窩骨を破壊する所見(矢印)

鼻咽頭腫瘤篩板破壊
鼻の中に腫瘍性病変(緑の円)と脳との壁である篩板(しばん)が破壊されている所見(矢印)がみられます。

CT検査から鼻咽頭内に腫瘍性病変を認めたため、口腔内から内視鏡スコープを反転して、鼻咽頭内に挿入しました。


生検を実施し、病理組織検査において、鼻腔内腺癌と診断されました。

高齢の猫ちゃんが鼻出血を起こした場合は、CT検査を考慮します!!

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