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高橋ペットクリニック ブログ

高橋ペットクリニックからのお知らせです。臨時休診や飼い主様への情報を提供します。


CT三次元画像解析ハンズオンセミナーに参加してきました!

獣医師篠崎です。

週末にCT三次元画像解析ハンズオンセミナーに参加してきました!

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そもそもCT検査とは、X線(エックス線)を利用して物体を透過したX線の量をデータとして集め、コンピュータで処理することによって、身体の内部を画像化する検査です。
レントゲン検査もCT検査と同じで、X線を使った検査方法ですが、レントゲン検査が2次元(平面)の画像であるのに対し、CT検査は3次元(立体)の画像を得ることができます。3次元の画像を得ることで、臓器の形態異常や腫瘍の形状、血管走行などより多くの情報を入に入れることができます。
これにより、腫瘍の転移状況を詳細に評価できたり、腫瘍と血管の位置関係や先天的な血管の走行異常などが可視化でき、手術計画が立てやすくなりました。 

今回のセミナーでは、CTで得られる画像をよりわかりやすくするため、2D画像を3D画像にする方法を勉強してきました!

CTで得られる画像は様々な”断面像”です。
例として、オクラのCT画像で説明してみます。
まず、輪切り(体軸断面といいます)IMG_9915のコピー
FullSizeRender 2

次に縦断面(矢状断面といいます)

IMG_9917のコピー

FullSizeRender 4

このように、本来なら包丁で切らないとわからない断面がCT検査では切ることなくわかるんです!
すごいですよね!

そして、この断面図を集約し3Dにすることで、よりわかりやすくすることが、今回のセミナーの目的です。
オクラでいうとこんな感じ…
FullSizeRender 9

実際に、肝臓に腫瘍ができてしまったわんちゃんの3D画像を作ってみました。
紫色の大きな塊が腫瘍です。
ぶろぐ_003
このように術前に血管との位置関係を確認することで、より安全な手術を行うことができます。(赤:血管)
ぶろぐ_004

CTは専門的な読影技術が必要な検査ですが、このように画像を3D化することで、誰にでもわかりやすい画像を提供できるのではと考えています。
不安な気持ちを抱える飼い主さまに、わかりやすい説明ができるよう、またワンちゃんネコちゃんにより安全な治療ができるよう活かしていきます!
何かご不明な点などありましたら、お気軽に声をかけてください!

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術後服・エリザベスウェア

こんにちは。
動物看護師中村です。

エリザベスウェアの紹介です。

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これはお洋服タイプの術後服です。

腕などの手術部位によっては、首の周りに巻くタイプのエリザベスカラーで保護しないといけない場合もありますが、
避妊手術などのお腹の傷口を保護する時に使用できます。

これは、着たままで排泄可能です。
手術後も普段通りの生活が過ごせます。

私の猫ちゃんも、手術の時使用しました。

IMG_8161.jpg

IMG_8162.jpg

入院中の様子です。
嫌がらずに着ています^_^

IMG_8163.jpg

お家に帰ってからの様子です。
服を着たままでもくつろいで寝ていました^_^

病院で処方できますので、必要な方はおたずねください。

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ポータブルな超音波検査装置 Noblus を導入しました!!

高橋ペットクリニックよりお知らせです。

この度、ポータブル感満載の超音波検査装置 HITACHI社製 NOBLUSを導入しました!!

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据え置き式に引けをとらない装置でありながら、移動しやすい小型のものです。

手術時やエマージェンシーの時に活躍してもらうために導入しています!!


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第39回 動物臨床医学会年次学会に参加

2018年11月17日(土)28日(日)第39回 動物臨床医学会年次大会に参加してきました!!

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内視鏡、腫瘍そして画像診断について勉強してきました!多くの先生達ともお話することができました!
今後の診療にお役に立てるように頑張ります!!

今年は新たな試みとして、大それたことですがアメリカの学会に参加しました!!
2018年11月24日から27日 アリゾナで開かれたACVS(American college of Veterinary Surgeons)の学会です。
簡単に言えばアメリカの外科の学会です。

やはり国際的な学会なので、規模がかなり大きく圧倒されました!
と同時に自分の小ささを実感しました!!

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今回はPavletic先生のSkin & Muscle Flaps in Reconstructive Surgery(皮膚と筋肉の再建手術)実習に参加させていただき、これは非常に勉強になりました!
しかし、もうちょっと英語できないと・・・もったいないなーと感じさせられました!!

Pavletic先生と記念写真!!Pavletic先生に感謝!!
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こちらも長い休暇をいただき行ってきましたので、還元出来るように頑張ります。

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動物病院の麻酔のお話(6)「TOF-Watch 」

こんにちは!

獣医師藁戸です。

久しぶりのブログとなりました。

今回は当院に導入している麻酔に関するちょっと特殊な機器についてご紹介します。

ご紹介するのは、

「TOF-Watch 」(トフウォッチと呼びます)

というものです!

image1のコピー


この機器の役割は2つ。

①筋弛緩モニタリング装置

②神経探知刺激装置


と言ってもわかりにくいので具体的お話していきます!

①筋弛緩モニタリング装置

わんちゃんやねこちゃんに麻酔をかける理由の一つに、筋弛緩を得るという事があります。
緊張すると、人間もそうですが、体がカチカチになりますよね?

カチカチだと上手く手術が出来ません。

そこで、筋肉を和らげる事が必要です。

そこで、筋弛緩薬というお薬を使います。筋弛緩薬は、自分の意識で筋肉を動かす事が出来ないようにするものです。

そうする事で筋肉を和らげる事が出来ます。

でも、自分の意識で体が動かせなくなるって、怖いですよね⁉︎

もちろん、毎回毎回、全ての麻酔で筋弛緩薬を使っているわけではありません!

実は、わんちゃんやねこちゃんは筋弛緩を得やすい動物で、注射麻酔(動物病院の麻酔のお話 (2) を参照下さい)や吸入麻酔というもので、十分に筋弛緩が得られるんです。

じゃあいつ使うのか?

ある状況下において、筋弛緩薬は必要となるわけですね。

代表的なものは開胸手術になります。

開胸手術とは、胸を開けて、心臓や肺、食道などの手術をする事です。

当院では乳糜胸、肺癌、胸腺腫瘍、食道内異物や食道腫瘍、先天的な心臓病である動脈管開存症などの手術を実施しています。

開胸手術では、安全性を確保するために、確実に動物の自発呼吸や体の動きを止める事が必要となります。

その時に、筋弛緩薬が必要になるわけですね!

筋弛緩薬は必ず、気管内挿管を実施し、たくさんの生体監視装置を用いて、万全の状態で使用します。

その時、とても大切になるのが筋弛緩モニタリング装置です。

このモニターで、
お薬がちゃんと効いているのか?

あるいは
お薬は体から無くなって効果は消えているのか?
がわかります。

筋弛緩薬を使用するにあたり、良くないことは、お薬の効果が麻酔から覚めた後も残ってしまうことです。

そこで、このモニターを使って、きちんとお薬の効果が切れている事を確認する事が必要になるわけですね。

ヒトの医療でもこのモニターを使用する事を強く推薦されています。

当院でもこのモニターを使用して、麻酔の安全性向上に努めています。

麻酔は、獣医師の観察力も大切です。

しかし、どれだけ頑張って観察しても、体の中のお薬の事は見えません!

今回ご紹介した、特殊なモニタリング装置を使う事で、見えないものを可視化して、安全にお薬を使用する事が可能になります。

もちろん、筋弛緩のお薬を使わないというのも一つの選択肢かもしれません。
(昔の獣医療ではあまり使われていませんでした)

しかし、使えるお薬の選択肢が増えれば、手術の幅や、安全性が向上するという考えもあると思います。

あまり皆様の目には触れない事ですが、麻酔はこういった細かい事の積み重ねが、大切なのだと私は思っています。

読んでいただきありがとうございます。

長くなりましたので、

②神経探知刺激装置

については、次回お話しします!

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